何とも言えない「爽快感 」に満たされて
半年ぶりに「滝行」行ってきました!
最初は、ただ誘われて、そして偶然にも休みの日だったからという気軽さで参加したのですが。
帰ってきて友達に話したら…「何か悩んでたの?」、…「えっ?」。
そうなんですよね。普通は、何か「願」を掛けに行くとか、何か「悩み」があるとか、そんなことがあって「滝行」をするというのが一般的なイメージだったのだ。
と帰ってきてから考えさせられたのでした。
最初の時は、腿の半分まで浸かった段階であまりの冷たさに帰ろう−と思ったぐらいでした。
男性は、褌一つ。女性は、白装束でずっと濡れています。芯から冷えます。
頭の中は、真っ白。何も考えられない!水の音しか聞こえない!水の流れしか見えない!全くの空白空間。
「日本の未来、世界の平和を考えてください」
滝行の前に、祝詞と御祓いの神事を受けます。太鼓が鳴ったりする、とても長い?丁寧な神事です。
ふだんの私は、茶懐石などでも「正座」は続かないのですが、ここの神事の間だけは不思議と「正座」が続けられるのです。
もちろん時間の経過とともに痺れてくるのですが、実に不思議です。
神事の最後に宮司さんから、「日本の未来、世界の平和を考えてください」とのお言葉がありました。
そして、着替えを済ませ滝のもとで声を合わせての神事?(準備運動のような感じでしょうか)、酒塩でお清めをしてから、
滝壺へと入ってきます。今回は滝に打たれて、全員が終わるのを待つ間に「笑み」がでてきたのです。
冷たい水につかったままだというのに、こんな体験は初めてでした。
何とも言えない爽快感に満たされて心地良いのです。
不透明な社会状況の中で、全く知らない世界を体感するのも良いかもしれません。