“介護”は、“介護のプロ”に任せる
なぜシニア住宅が増えているのか?私たちは、考えました。
いろんな選択肢や考え方があります。
しかし、自分の両親の看取りを終えた今、やはりシニア住宅は必要であると考えます。
身体の状況に合わせて、その時々で必要とされるサポート付の住まいは、魅力です。
“介護”は、“介護のプロ”に任せる。そんな選択肢があっても良いとおもいませんか。
今月の書籍 紹介
1989年「高齢者福祉整備10年計画」が発表され、家庭奉仕員からホームヘルパーに 呼び名が変わり、研修制度が始まりました。それから20年が過ぎ、現在では資格試験が 行われて研修もあり、介護のプロとして技術や知識の向上は眼を見張るものがあります。 もちろん、周辺の福祉道具の進歩、医療・治療の進歩も上げられます。 つまり介護する側は、かなり質が向上してきているのです。
そんな中、私たちシニアを取り巻く環境はどうなのでしょうか?
“少子高齢化”と叫ばれて久しい昨今にあって、お役人たちは100年一日のごとく家族 のモデルケースとして“4人家族の場合”・・・と未だにのたまっています。 現実には、核家族化が進み一人世帯・二人世帯が多くを占めているというのにです。
12月8日、紀伊国屋書店で今年度のベストセラーが発表されました。
15位に「おひとりさまの老後」上野千鶴子著(法研)¥1,470.-がランクイン。
いかに、身近な将来の問題として関心が高いのかがわかります。
介護する側が、介護される側になった時の心構えなどがあって、これから高齢期を迎える 方、すでに迎えている方には良い参考になると思います。